LINEスタンプの作り方のコツ(色塗り編)

こんにちは(^^)コウです。

今日は,LINEスタンプの色塗りのコツについてお話します。

前回までの記事で,下書きをきれいに書き,きれいにパソコンへ取り込む方法をお話してきましたが,色塗りにもコツがあります!

僕は,LINEスタンプを4作品作ってきましたが,3作目までは,色塗りまでを手書きで行い,4作目は色塗りをパソコンで行いました。

今日は,僕の経験をもとに,色塗りのコツについてお話しますね(^^)

今日の話は,きれいな下書きをパソコンに取り込んだ状態からの話になりますので,前回までの記事をまだご覧になっていない方はこちらからどうぞ!

LINEスタンプの作り方のコツ(紙編)

LINEスタンプの作り方のコツ(ペン編)

LINEスタンプの作り方のコツ(スキャン編)

それでは,本題に入ります!!

結局,色塗りってパソコンと手書きどっちが良いの?

はい。

結局どっちが良いの?

という疑問が出て来ると思います。

大丈夫です。

これからじっくり両者について解説していきます。

解説していきますが,一概にどっちが良い!!ということはなく,それぞれ良さがあるので,あなたの環境とやりやすさにあった方法をお試し頂ければと思います。

手書きで色塗りまでしてみた

ではまず,手書きで色塗りをした作品をもとに解説していきます。

手書きで色塗りした時の作業工程はこちらで詳細に記載しています。

手書きで色塗りした場合,色塗り後の工程としては,以下のようになります。

スキャナで取り込む(携帯カメラでも可)

分割・補正・修正をする(分割はスキャナで取り込んだ場合のみ)

背景を透明にする

指定サイズに調整する

文字入れする

と,まぁこんな感じです。

ちなみに手書きで色塗りする場合は,絶対に「コピック」というペンをおすすめします!

理由は,塗りムラがなく,発色がきれいだからです。

コピックはプロも使っているペンなので,1本250円くらいしますが,せっかくあなたが時間と労力をかけて作るスタンプなので,ここはいいものを使ったほうがいいです。

色塗りの出来次第でスタンプの印象は全然変わってきますからね(^^)

で,手書きで色塗りまでした画像はこんな感じです。

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これは,スキャナで読み込んだ画像です。これをレベル補正してみると,

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発色がはっきりします。

で,このあとに背景を透明にして,指定サイズに調整してセリフを入れるとこんな感じです。

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ここまでの手順で疑問がある方や詳しく知りたい方は,過去記事でかいていますので,ちょっと上にスクロールをもどして「こちら」をクリックして見てみてください。

手書きでも,このようにきれいなスタンプが作れます。

しかし,色塗り作業に結構時間がかかるのも事実です。

また,パソコンに取り込んでから,レベル補正をしたり,ごみを消したりと,いろいろと余計な作業が出てきます。

ただ,手書き感を出したいという方には,この方法でスタンプを作れば間違いなくきれいに作れます。

パソコンで色塗りしてみた

続いて,パソコンで色塗りする場合について解説していきますね(^^)

この手順は前回までの記事の「スキャン編」で解説したSCAN STAMPで画像を取り込んでいることを前提にお話ししていきます。

パソコンで色塗りしていく手順はこんな感じです。

色塗りをする画像を読み込む

バケツツールで色塗りする

細かいところをペンタブで修正する

文字入れする

では,手順を解説していきます。

まず,Fire Alpacaというフリーソフトを開きます。

まだインストールしていない方はこちらからどうぞ→Fire Alpacダウンロード

ソフトを開いたら,「ファイル」-「開く」をクリックし,色塗りしたい画像を指定します。

こんな感じで白黒の画像が出て来たと思います。

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次に,黒線以外すべて透明になっていて,塗り残しがあるとまずいのでレイヤーを2つ追加して背景に色を付けていきます。

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右上にあるレイヤーナビゲーションの赤枠で囲った部分を2回クリックします。

すると,レイヤー2とレイヤー3が出来たと思います。

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次にメインの「レイヤー1」を一番上に持ってきます。

右上のレイヤーナビゲーションの「レイヤー1」の上で左クリックを押しながら上に持っていくと赤い線がでます。その状態で左クックを離すと「レイヤー1」が一番上にきます。

これでレイヤーの追加は完成です。

あ,ちなみにレイヤーとは画層という意味で,今回の場合だと紙を3枚重ねているという感じです。

次に一番下のレイヤーに色を付けていきます。理由は,3枚のレイヤーのうちの一番下に色を付けて,その上のレイヤーに本来塗りたい色を塗ることで,塗り漏れ防止やこの後説明する細かいところの色塗りにも役立つからです。

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右上のレイヤーの一番下をクリックしてから,左の縦に並んでいるアイコンのバケツツールを選択して,お好みの色で透明になっている部分をすべて塗りつぶしてください。

次に,メインの色塗りをしていきます。

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背景色を塗り終えたら,一番上のレイヤー1をクリックしてからバケツツールで色塗りをしていきます。

一通りバケツツールで塗っちゃいます。

で,塗り終えてから,画面を拡大(Ctrl+マウスのコロコロを動かす)して見てみると,

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こんな感じで本来は白に塗りたいところが緑色のままで塗れていないところが出てきます。

こういう場所を塗るときは,真ん中のレイヤーを選択します。

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で,この状態で左バーの一番上にあるペンツールで白色を選び,上から塗っていきます。

すると,先ほどの緑色箇所が白く塗れます!ただ,画像のように,はみ出た場合はCtrl+zで元に戻してください。

ここまでで色塗りは完成です。

完成したら,最初に作成したレイヤー3(背景色を塗ったレイヤー)をクリックして,ごみ箱ボタンを押してレイヤーを削除してください。

色塗りが完成したら,セリフを入れていきます。

こんな感じで色塗りが完成した画像があります。

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次に「ファイル」-「新規作成」をクリックし,「用紙サイズ」「LINEスタンプ(×1)」にします。

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色を塗った画像をコピー(Ctrl+c)して,先ほど作った新規タブをクリックします。

新規タブの画面上で貼り付け(Ctrl+v)します。

このままだと画像が大きすぎるので,変形(Ctrl+t)します。

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変形後,左バーの「T」をクリックして,画面の適当なところで左クリックを押します。

するとテキスト入力用のウィンドウが出てきますので,こちらに文字を入力します。

文字サイズ,フォントなどを選んで,OKを押します。

で,セリフを左クリックして,お好きな場所に移動させて,完成です!

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最後に,「ファイル」-「名前を付けて保存」をクリックして,「.png」で保存して終了です!

ちょっと,説明が長くなってしまいましたが,

実際にパソコンで塗ってみると僕は,5分かからないくらいで終わりました。

 

超~早いです!!

しかも手書きよりも断然きれい!!

 

ただ,これは前回記事で紹介した方法でスキャンまでを行っているからこそ,あっという間に終わるんです!

輪郭線がはっきりしていなかったり,ごみが混ざっていると,バケツツール1回では塗り切れず,ペンタブでちまちま塗っていくことになります。

パソコンで色塗りをするという方は,ぜひ前回までの記事を参考に,きれいにパソコンに取り込んでからやってみてください!

本当に,この下準備をちゃんとやっているかいないかの差で色塗り作業の時間が劇的に変わりますよ^^

まとめ

では,毎回恒例のまとめで~す(^^)

今日は,「色塗り」について詳しく且つ僕の経験を踏まえたことをお話しました。

結果して,下準備をしっかりしておけば,パソコンのほうが圧倒的に早いです!!!ちゃんとした紙に,ちゃんとしたペンで下書きして,SCAN STAMPで取り込んでいればってことです!!

手書きも味があって,いい感じの仕上がりになるんですけどね~

やっぱり時間がかかるんですよね・・・。

僕は,今後はパソコンで色塗りしていこうと思っています^^

では,次回は「申請時のコツ」についてお話します!

やっと色塗り&セリフが完成した^^と喜んでいるのも束の間で,申請する時に「あれ?」ってなることがあります。

次回はそんな申請作業をあっという間に終わらせるコツについてお話します!

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